ハザードランプの消し忘れで、バッテリーが上がる事があります。
イオンなどの駐車場がなかなかあかなくて、やっと空いたと思って、ハザードランプを付けて駐車して、そのまま買い物してしまったら、バッテリーが上がっていた。
なんてこと多いと思います。
バッテリーが上がっても、ブースターケーブルなどでエンジンをかければ、バッテリー交換までしなくてもいい事がほとんどです。
ただ、4年以上、バッテリーを交換していない場合は、そろそろ交換も考えた方がいいかもしれませんね。
ハザードランプの消し忘れでバッテリー上がりは起こる?
ハザードランプの消し忘れは、バッテリー上がりしてしまう原因の一つです。
ハザードランプは、車両の故障や緊急時に使用するものですが、駐車場に止める時に利用したりします。
駐車場でハザードランプが消し忘れられたままにすると、バッテリーの電力が消灯し続け、バッテリー上がりを起こします。
ハザードランプの消費電力は、車種やグレードによって異なりますが、一般的に1時間あたり数ワット程度です。
エンジンを停止した状態でも、ハザードランプが点灯したままにしていると、バッテリーの電力が徐々に消耗していきます。
そして、バッテリーの電圧が12V以下になると、バッテリー上がりを起こします。
バッテリー上がりを起こすと、当然、エンジンがかからなくなります。
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりを防ぐためには、エンジンを停止する前にハザードランプを消するようにしましょう。
また、車を離れる際には、ハザードランプが消えているか確認することも大切です。
ハザードランプの消し忘れを防止する方法としては、以下のようなものがあります。
・ エンジンを停止する前に、ハザードランプのスイッチをオフにする
・ 車を離れる際に、ハザードランプが消えているか確認する
ちょっとした事なのですが、ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりを防ぐことができます。
確認を忘れると、エンジンがかからないというトラブルにあってしまいます。
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりの症状
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりの症状は、以下のとおりです。
・ エンジンがかからない
・ ライトやカーナビなどの電装品が点灯しなくなる
・ メーターや警告灯に異常が表示される
バッテリー上がりを起こすと、エンジンがかからなくなってしまうため、最もわかりやすい症状です。
また、ライトやカーナビなどの電装品も点灯しなくなります。
メーターや警告灯もついたりつかなかったりでおかしいと感じると思います。
例えば、バッテリーの警告灯が点灯したり、エンジンチェックランプが点灯したりすることがあります。
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりが疑われる場合は、以下の方法で確認することができます。
・ バッテリーの電圧を測る
バッテリーの電圧が12V以下の場合は、バッテリー上がりが起こっている可能性があります。
普通はバッテリーの電圧を調べる事は出来ないんですけどね!
・ ブースターケーブルでジャンプスタートする
ブースターケーブルでジャンプスタートできる場合は、バッテリー上がりが起こっている可能性が高いです。
ブースターケーブルは、ディーラーや整備工場、ホームセンターなどで購入することもできますし、ネットでも売っています。
- JAFやロードサービスを呼ぶ
ロードサービスを呼ぶことで、バッテリー上がりを解消してもらうこともできます。
ロードサービスは、車の故障やトラブルに対応してくれるサービスです。
昔はJAFしかありませんでしたが、最近は車の任意保険に付属で加入することもできます。
エンジンがかかったら、ディーラーや整備工場に持ち込んで、バッテリーの点検をしてもらいましょう。
もし、点検に出すのが嫌だなという場合は、簡易的に調べる機械も売っております。
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりの対処法
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりを起こしてしまった場合は、以下の方法で対処しましょう。
ブースターケーブルでジャンプスタートする
ブースターケーブルでジャンプスタートすることで、バッテリー上がりを解消することができます。
ブースターケーブルは、ホームセンターなどで購入することができます。
ブースターケーブルでジャンプスタートする際は、以下の手順で行います。
- 救援車とバッテリー上がりを起こした車を、近づける
- バッテリー上がりを起こした車のバッテリーのプラス端子に、ブースターケーブルの赤い端子をつなぐ
- 救援車のバッテリーのプラス端子に、ブースターケーブルの赤い端子をつなぐ
- 救援車のバッテリーのマイナス端子に、ブースターケーブルの黒い端子をつなぐ
- バッテリー上がりを起こした車のバッテリーのボディーアースもしくはマイナス端子に、ブースターケーブルの黒い端子をつなぐ
- 救援車のエンジンをかける
- 数分間エンジンをかけたままにする
- バッテリー上がりを起こした車のエンジンをかける
ブースターケーブルでジャンプスタートする際は、以下の点に注意しましょう。
- 端子を間違ってつなぐと、車両に損傷を与える可能性があるため、注意しましょう。
- ブースターケーブルをつなぐ際は、エンジンを切った状態で行いましょう。
- ブースターケーブルをつなぐ際は、端子と車体の間に隙間を開け、ショートしないようにしましょう。
- ブースターケーブルをつなぐ際は、火花が出ないように注意しましょう。
JAFやロードサービスを呼ぶ
JAFやロードサービスを呼ぶことで、エンジンをかけてもらい、バッテリー上がりを解消してもらえます。
JAFやロードサービスを呼ぶ際は、以下のような情報を伝えましょう。
意外とこれは大事です!
- 車種
- 車のナンバー
- 車の位置
- バッテリー上がりの症状
ディーラーや整備工場に持ち込む場合
ディーラーや整備工場に持ち込むことで、バッテリーの状態を点検してもらい、必要に応じて交換してもらうこともできます。
ディーラーや整備工場に持ち込む際は、事前に予約しておくとスムーズです。
ただ、バッテリー上りを起こした場合、エンジンかけるところまでは、自分でエンジンかけるか、JAFやロードサービスに助けてもらう必要があります。
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりの予防法
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりを防ぐためには、以下のことに注意しましょう。
- エンジンを停止する前に、ハザードランプを消灯する
これは、最も基本的な予防法です。エンジンを停止する際に、ハザードランプのスイッチをオフにするようにしましょう。
- 車を離れる際に、ハザードランプが消えているか確認する
エンジンを停止して車を離れる際には、ハザードランプが消えているか確認しましょう。確認する際は、車から離れる前に、ハザードランプが消えていることを確認するようにしましょう。
- ハザードランプの消し忘れを防止するアラームを装着する
ハザードランプの消し忘れを防止するアラームを装着するのも一つの方法です。ハザードランプが消えていると、アラームが鳴るようになっています。
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりは、予防が大切です。上記のことに注意することで、バッテリー上がりを防ぐことができます。
まとめ
ハザードランプの消し忘れによるバッテリー上がりの症状と対処法という事で書いてみました!
イオンなどで駐車場に止める時、ハザードランプを消し忘れて買い物に行き、帰ってきたらバッテリーが上がっていたなんてことあるかと思います。
そんな時にどうすればいいかについて書いてみました。
いろいろ書きましたが、実はこう言う商品もあるんです!
工場ではこちらを使っております。でも高いんですよね。
最悪、JAFや保険のロードサービスに加入しておけば助けてくれます。
ジャンプスターターを車に入れて、持ち運ぶといいのですけどね。