この前、メチャクチャオイル管理が悪い車が入ってきました!
ドロドロというより、オイルゲージにはオイルはつかない程の車です。
オイル交換する時に外すキャップにはオイルの塊がついていました。
エンジンオイル交換時期の目安を知らないのかなと思うほどです。
しかも、それだけでなくオイルを入れる付近には、キャップについているのと同じような黒い塊が・・・
ある整備工場の方、曰く、飛び込みでオイル交換をしてくださいと来たら間違いなく断ると言われました。
エンジンオイル交換時期の目安の色はどれくらいですればいいのかについて書いていきます。
エンジンオイル交換時期の目安と色は?
エンジンオイル交換時期の目安ですが、半年もしくは5000キロのどちらか早い方と普通は言います。
しかし、今の良いオイルを入れているので、特にオイル交換のメンテナンスは重要です。
現在の0W-20というエンジンオイルの場合、エンジンオイル交換時期の目安は3000キロもしくは半年での交換が必要です!
ディーラーによっては、半年もしくは5000キロと言われているところもあります。
が、半年以上乗り続けると危ないです。
必ず半年に1回オイル交換をしないといけないとなると、結構、メンテナンスにお金がかかることになってしまいますよね。
しかし、オイル交換をちゃんとしておくと燃費が良くなります。
私は、メンテナンスをしない方に言っている事は、
燃費が悪くなったらオイル交換しないといけませんよ
と伝えております!
エンジンオイル交換時期の目安としては、本来、遅すぎるんですけどね。
オイル交換をしないといけないと体感でわかるのは、燃費が極端に悪くなった時ですから!
エンジンオイル交換時期の目安の色とはどんな色かと言うと、黒いドロドロです!
エンジンオイル交換を断られる車もある!
あまりにエンジンオイルが汚いと、オートバックスなど整備工場ではオイル交換を断るケースもあるようです。
ず~とエンジンオイル交換をしなくて、ドロドロのやつですね。
こういう場合、どうすれば車にいいか正直、私には正解がどれなのかわかりません。
どれが正解かわかりませんが、私がしている方法をご紹介します。
今まで私がした方法でエンジンオイル交換して、白煙や不具合が出だしたという事はありません。
ただ、自己責任でお願いします。保証はできませんので、
ちなみに白煙が出だしていたらこのやり方ではなおりません。
エンジンオイルが減るという場合も同じで、もう手遅れの場合が多いです。
エンジンオイルを入れても、1か月もしたらオイルゲージにつかないという場合の修理方法とは違います。
では、 私がした方法!
まずは、オイルの塊を手と先の細いマイナスドライバーで金属のところに傷をつけないように取りのぞきます。
次は、固めのエンジンオイル10W-30を入れて、エンジンをまわします。
もし、できるなら1時間ほど乗り回した方がいいです。
この時、むちゃな乗り方をせずに、普通にのられた方がいいです。
理由は、エンジンを温めてエンジンオイルがエンジン内部まで回るようにするための作業になります。
私の場合は、ナンバーがついてない車でしたから二時間ほどエンジンをまわしておりました。
2時間程エンジンを回した後に、1回エンジンオイル交換します。
今回は1回目はエンジンオイル交換というより、エンジンオイルを足したというくらいエンジンオイルが入っていませんでした。
このエンジンオイル交換の時にオイルエレメントも交換しました。
エンジンオイルとオイルエレメントの交換ですね。
この時のエンジンオイルも10W-30という昔、主流だったエンジンオイルを入れます。
で、先ほどしたのと同じ工程をもう1度します。
私は2時間ほどエンジンをまわしておりました。
そして、エンジンオイルの汚れを点検します。
以上になります。
エンジンオイルが汚れていたら私と同じ作業をしてみてください!
汚れていなければ、そのまま乗ってもいいです。
その車にあったエンジンオイルに交換されてもOKです。
私の預かった車はエンジンオイルが汚れていたので、もう一度エンジンオイル交換です(笑)
昔の10W-30というエンジンオイルですね。
また、2時間ほど待ちます(笑)
やっと、エンジンオイルの色がきれいな色になってきました。
どれだけ汚れているんだとぼやきたくなりますけどね。
最後に、その車にあっているエンジンオイル0W-20とオイルエレメントを交換しました。
あ、排気ガスが白くないかドキドキでしたが、今回は無事でした(苦笑)
後は、こまめにエンジンオイル交換してもらえるように、お客様に伝えておかなければ!
計3回のエンジンオイル交換と2回のエレメント交換をしました。
私が気にしているのはオイルフラッシングを使わないようにしております。
理由はオイルフラッシングがかなりエンジン内部をきれいにしてしまうからです。
急激にエンジン内部をきれいにすると壊れてしまうもとになってしまいます。
通常の整備工場ではどういう作業をするの?
通常は、オイルフラッシングというものを入れてエンジン内部をきれいにするというのが主流ですね。
こういうのを使って、エンジン内部をきれいにするのですが、これって、エンジン内部をきれいにしすぎるのですね。
どういうことかというと、急にきれいにしすぎてエンジンオイルのまくがはがれて、他のところについて、不具合を起こすことがあります。
不具合や白煙が出だすとなおす方法はエンジン載せ替えしかなくなってしまいます。
ピストンやエンジンオーバーホールなどいろいろありますが、よくなることが少なくて、結局、当社ではエンジン載せ替えしかなおっておりません。
個人でされる方は、下のでオイルを吸い込まれると便利です!
オイル添加剤と言うのがあります。
オイル添加剤についてはこちらで書いております。
エンジンオイル漏れ止め剤とは、デメリットとワコーズはどうなの?
白煙が出たときに、エンジン内部もばらしたこと(エンジンオーバーホール)もあったのですが、それでもなおりませんでした。
結局、白煙がでたり、エンジンオイルが減るなどの症状が出てしまうんですね。
まとめ
よく、エンジンオイルが汚れている方に、エンジンフラッシングをして欲しいと言われるのですが、私はすすめておりません。
というか、他でしてくださいといっております。
理由は、普通に入れているエンジンオイルもエンジン内部をきれいにする成分が入っているので、個人的には、通常のエンジンオイルで十分にきれいになります。
急にきれいにしすぎると、逆にエンジンの負担になるような気がします。
ただ、これは、他社で作業をしていて、当社に相談があり、入庫して、原因を調べていったから、私はわかったことなんですけどね。
ここ、3年くらいで4台ほど相談され、いまだに経過、治療中のもありますが、大体、諦めて車を新しくされています。
他社で買っているというオチもありますけどね(笑)
実際にどう修理しても、なおらないんですよね。
あ、エンジン載せ替えして直したことはありますけどね。
普段メンテナンスしない方が、1か月に1回、エンジンオイルが入っているか点検しないといけないというのは結構、面倒ですよね。
そして、この、オイルフラッシングでのオイルの修理ですが、交換したところは当然、
「うちが悪いのではない。」
と言いますからね。
つまり、整備する方も知らないし、そうなるとは思っていませんからね。
オイルフラッシングと言えば聞こえがいいのですけどね~
ガソリンスタンドや量販店がオイル交換など、いろいろ売り込みをしております。
素直に信じて痛い目を見ないようにしましょう。
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