車のブレーキ鳴きについて書いていきます。
ディーラーの営業マンをしていた時、ある車がブレーキパッドを交換しても、ディスクローターを交換しても、ブレーキ鳴きが止まらなくて苦労しました。
原因も理由が、ディーラーではなおせないじゃないかという理由でした。
それでは、車のブレーキ鳴きの原因について書いていきます。
車のブレーキ鳴き、低速でなく場合?
車のブレーキ鳴きの原因、低速で走っていると音がするということがあります。
低速で走っていてブレーキ鳴く場合は、引きずりを起こしている可能性がありますので早急に整備工場で足回りを見てもらいましょう。
完全に固着すると、怖くてたまりません。
「キィー」から「ゴー」
という音に変わりますからね。
引きずりをおこしながら運転したことが4度ほどあるのですが、工場までの距離は本当に遠く感じます。
しまいには、ブレーキを踏まなくても、ブレーキがかかっているようになりますからね。
恐怖でしかありません。
ブレーキキャリパーの固着
ブレーキキャリパーが固着すると、ブレーキパッドがローターから離れなくなり、異音が発生することがあります。低速時には、ブレーキキャリパーの固着による異音が発生しやすい傾向があります。
対策:
- ブレーキキャリパーの動きを確認し、固着している場合は修理する!
車のブレーキ鳴きの原因は?
車のブレーキ鳴きの原因はブレーキが作動している時のビビリが原因です。
ブレーキパッドとブレーキローターが音を吸収して音が出ないのですが、振動が大きくなると音がでます。
こすれてブレーキパッドとブレーキローターが熱くなり、金属が柔らかくなり音がでなくなります。
冬、初めは音がしていたのに、しばらく乗ると音が出なくなるのは金属が熱くなるからです。
先ほど書いた、私がディーラーの営業マンだった時、音が止まらなかったのは、ブレーキパッドが硬かったからです。
つまり、メーカー純正部品は硬かったので、いつまでも音が出ていたわけです。
社外品は、少し柔らかく作られていたようで音がしませんでした。
ただ、ディーラーは社外新品を使うことができませんので、ただただ、謝っておりました。
ブレーキパッドの残量不足
もし、ブレーキ鳴きで
「キィー」
と音がしていたら、ブレーキパッドの残量がないのかもしれません。
このような状態です。
ブレーキパッドはある程度消耗すると、金属がすれて教えてくれる機能がついております。
ブレーキパッドは永久的ではないので車検や点検の時に確認してもらいましょう。
3㎜以下になったら早めの交換をすすめております。
車のブレーキ鳴き、キーキー走り始め?
車のブレーキ鳴きの原因、走り始めの場合
よく、家を出る時に、
「キィー」
と音が鳴る時があります。
その日はじめてブレーキを踏むとなることがあるかと思います。
朝一などでブレーキ鳴きするのは、ブレーキローターが錆びているとなることがあります。
基本、なおすのは難しいのですが、ローター研磨をすると音が無くなることもありました。
どうしても、朝などの夜露などにより、ブレーキローターが錆びてしまうのはどうしようもありません。
その日のはじめだけなるだけでしら、その後は止まるのでしたら心配ありませんが、ずっと鳴いている場合は、早急に点検をすることをおすすめします。
こうなっている可能性があるからです。
車のブレーキ鳴きを止める方法
車のブレーキ鳴きを止める方法ですが、DIYでするレベルではありませんので、専門のディーラーか整備工場に持ち込んでください。
ブレーキ鳴き止め剤などありますが、個人ではしない方がいいです。
ブレーキなだけに危ないです。
ブレーキが止まらなくなったら危ないです。
ブレーキ鳴きの初期ならブレーキパッド交換で済みます。
ブレーキの戻りなどが悪い場合は、ブレーキキャリパーのオーバーホールが必要となります。
ブレーキパッドとブレーキローターも交換しないといけないかもしれません。
引きずりを起こしている場合、大抵、ブレーキパッドは炭になっていることが多いからです。
後は安全のためですね。
まとめ
車のブレーキ鳴きの原因はなに?走り始めになる?低速でなる?ブレーキ鳴きを止める方法はどうすればいいかについて書いてみました。
ブレーキ関係で気軽にDIYすると危ないです。
必ず、専門家に相談するようにしてください。
もし、疑問に思われたら、セカンドオピニオンとして、他の整備工場に相談しましょう。
最近、異様に高い整備金額を請求している会社があるそうです。
気をつけましょう。