最近、アイドリングストップ機能がついている車が増えてきましたね。
軽自動車では、ほとんどというくらいついているような気がします。
これからもっと増えていくことでしょう。
アイドリングストップのバッテリー交換の注意点と交換の時期、そして価格について書いていきます。
アイドリングストップのバッテリーの交換方法は?
アイドリングストップのバッテリーの交換ですが、基本、普通のバッテリーと交換方法変わりません。
順番通りしてもらえれば問題ないかと思います。
① 10mmと8mmのメガネレンチか、もしくは短めのスパナを用意します。
② バッテリーのマイナス端子側の配線の端子から外します。
プラス端子側の配線からは外さないようにしましょう。
配線の端子がバッテリー端子から外れにくい場合は、配線の端子を左右に揺らすと外れやすくなります。
③ 今度はバッテリーのプラス端子の配線端子を外します。
④ バッテリーを固定しているステーを取り外しましょう。
この時、8mmのスパナを使うかもしれません。
取り外す前にどこの取り付け穴にどのようにかかっているか、ステーの向きがある場合はステーの向きもしっかり確認しておきましょう。
私は、スマホで写真を撮って、取り付け位置などを忘れないようにしております。
⑤ そして、新しいバッテリーに入れ替えます。
⑥ バッテリーのステーを先に取り付けて固定します。
バッテリーをつかんで揺すって、バッテリーがずれなければ問題ありません。
ステーのナットを締めすぎると、ステーやバッテリーホルダーの取り付け穴などを破損させる恐れありますので、ナットは締めすぎないようにしましょう。
⑦ 今度は、バッテリーのプラス端子に配線端子を取り付けます。
マイナス端子からではなく、プラス端子からつけましょう。
プラス端子を先につけると、もしかしたら、バチっとなることがあるからです。
⑧ 最後にバッテリーのマイナス端子に配線端子を取り付けておしまいです。
以上でアイドリングストップのバッテリー交換作業でした。
お疲れ様です!
アイドリングストップのバッテリー交換の時期はどれくらい?
アイドリングストップの寿命は短いです。
ですからバッテリーを交換する時期は短くなります。
本当に短い時は2年位で悪くなることがあります。
理由は、それだけ、バッテリーに負担がかかるからでしょうね。
アイドリングストップのバッテリーが悪くなったかを知る方法は、実は簡単です。
わざわざ、バッテリーチェッカーで調べるまでもありません。
アイドリングストップの機能が使えなくなるからです。
ただ、ここで注意しないといけないのが、3日くらい車に乗らなかったり、近場の通勤しか使わない時も、アイドリングストップの機能が使えなくなることがあります。
少し、長距離を乗って、バッテリーを充電してあげましょう。
充電して、アイドリングストップの機能が使えるようになれば問題なしです。
わざわざ変える必要はありません。
それに、アイドリングストップの機能が使えなくなっても、エンジンのかかり具合が悪くなければ変えなくてもいいかと思います。
ただ、大丈夫といつまでも思っていると、急にエンジンがかからなくなりますので、アイドリングストップの機能が使えなくなったら、こまめのバッテリーのチェックが必要です。
アイドリングストップ機能であった不具合!
アイドリング機能がついている車で多い不具合が、
「エンジンがかからない」
という不具合が一番多いです。
理由は簡単、止まったり動いたりしているから、動かなくなるわけです。
普通ならエンジンかけて、目的地に行き、せいぜいコンビニによるくらいですが、
アイドリング機能がついている車は、信号に止まるたびにエンジン切ったり、エンジンかけたりすれば壊れやすくなりますよね。
私のお客さんで起こった症状は、朝、エンジンがかからないという症状でした。
つまり、アイドリングストップではなく、それ以前だったんですね。
この車は、新車を買って1年以内でしたので、ディーラーに見てもらいました。
しかし、これと言った原因はわかりませんでした。
ただ、危ないのでバッテリーは無料で交換してもらいました。
バッテリーを交換してもらって、半年くらいした後に、また、エンジンがかからないと連絡がかかりました!
厳密にいうと、その時はかからなかったのですが、しばらくしたら、エンジンはかかったそうです。
今回、2度目という事で、ディーラーに念入りに見てもらう事になりました。
で、結果なのですが、悪いところが見つからない(苦笑)
という事で、考えられるところを交換してもらう事に!
エンジンをかける時に大事なのがセルモーターという部分です。
改良したセルモーターがあるという事でしたので換えてもらいました!
アイドリングストップ機能がまずい?またエンジンがかからない?
2度も修理してもらったのですが、また、エンジンがかからないと再度、連絡が来ました(苦笑)
本気でへこみそうです。
ディーラーもさすがにこれだけ問題がある車は、全国でも初めてとの事でしたので、メーカーから車を見に来ることになりました。
お客様には一週間ほど車を預かる段取りをしてですけどね。
メーカーから車を見てもらい、今度こそ不具合がわかるだろうと思っていたのですが・・・
残念です(苦笑)
最近の車はコンピューターにつなぐとエンジンがかからなかったなどの履歴が出るんですね。
という事で、嘘を言っているようには見られなかったのですが・・・
結局、これという改善策はありませんでした。
しょうがないので、また、バッテリーを交換してもらいました。
実際、ここまでディーラーにしてもらえるとは思っておりませんでした。
ですので、良くしてもらったのでメーカーの名前は載せません。
ただ、このようなことは、各メーカーあるようです。
この件があって、数社の整備士に聞いてみましたら。
聞いてみたら、
あるよ~
と言われました。
つまり、珍しいことではないのでしょうね。
理由は、
アイドリング機能がつく前から、エンジンがかからないという事はあるので、アイドリング機能がついたら、いろんなところが壊れるよね~
という事です。
すごく納得しました。
アイドリングストップ車のバッテリーの価格はどれくらい?
アイドリングストップ車のバッテリーの価格は高いです。
軽自動車用のアイドリングストップ車のバッテリーを紹介します。
有名どころではこちらがおすすめですね。
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イヤもっと安いのがいいといわれる方はこちらがあります。
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ある意味、私が仕入れている金額より安いですからね~
でも、このメーカーも使ったことがあるのですが、今のところクレームが来ておりません。
安くていいものとなれば十分だと思います。
まとめ
もし、アイドリング機能がついている車でしたら、早めのバッテリー交換が必要です。
そうでないと、いきなり、朝、出勤しようとした時にエンジンがかからないという事もあり得ます。
ただ、ガソリンスタンドとオート〇ックスなどの言うとおりにバッテリーを交換していたら、2年に1回交換しないといけなくなってしまいます。
高いから大変ですよね。
でも、先ほどお教えした、アイドリングストップのバッテリーの判別方法を知っていれば、バッテリーの買い替えの頻度が下がるかと思います。
ではでは~