プリウス50と51の決定的な違いは、ズバリ「駆動方式」と「搭載されているバッテリーの種類」に集約されます。
「型式が1つ違うだけで中身にどんな差が出るの?」と、中古車サイトを見ながら首をかしげている人も多いはず。
でも安心してください、実は注目すべきポイントは意外とシンプルでわかりやすいんです。
この記事を読めば、50系プリウスの型式ごとの特徴はもちろん、前期・後期のデザインや装備の差まで完璧に把握できるようになります。
納得の一台を選べる基準がしっかり身につくので、購入後に後悔しない理想のカーライフがきっと手に入りますよ。
- 駆動方式やバッテリーの種類による50と51の違い
- 前期・後期で大きく異なる外装デザインと安全装備
- 中古で購入するメリットと後悔しないための注意点
プリウス50と51の違いは?型式と性能を徹底比較


まずは、50系プリウスにおける型式の違いと基本的なスペックを確認していきましょう。
| 項目 | 燃費性能 | 加速感 | 重量バランス | 静粛性 |
|---|---|---|---|---|
| ZVW50 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
| ZVW51 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
| ZVW55 | △ | ○ | ◎ | ○ |
ZVW50(ニッケル水素)
トヨタ プリウス(ZVW50型)は、主に「S」グレードなどに採用されているニッケル水素電池を搭載したモデルです。
ニッケル水素電池は長年の実績があるため、信頼性と耐久性の高さが大きなメリットといえます。
リチウムイオン電池を採用する型式に比べて、中古車市場での流通価格が比較的抑えられている傾向にあります。
信頼性の高いニッケル水素電池を搭載しているのがZVW50の大きな特徴です。
予算を抑えつつ、安定したハイブリッド性能を求める方にとって非常にバランスの良い選択肢になります。
ZVW51(リチウムイオン)
トヨタ プリウス(ZVW51型)は、高出力なリチウムイオン電池を搭載した上位グレード中心の型式です。
リチウムイオン電池は小型軽量でエネルギー密度が高いため、燃費性能や加速レスポンスに優れているのが強みです。
「A」や「Aプレミアム」といった装備の充実したグレードに多く、快適性を重視するユーザーに選ばれています。
軽快な走りと優れた燃費性能を両立させたいならリチウムイオン搭載のZVW51が最適でしょう。
車両重量もニッケル水素モデルより軽く設計されており、軽やかなハンドリングを体感できます。
ZVW55(E-Four)
トヨタ プリウス(ZVW55型)は、電気式4輪駆動システムである「E-Four」を搭載した4WDモデルです。
雪道や雨天時の滑りやすい路面で、後輪のモーターが自動的に作動して走行をサポートしてくれます。
機械式の4WDとは異なり、軽量かつコンパクトな設計のため、燃費の悪化を最小限に抑えているのが魅力です。
雪国での利用や走行安定性を重視するならE-Four搭載のZVW55一択となるでしょう。
リアサスペンションの構造も2WDモデルとは異なり、どっしりとした接地感のある走りが楽しめます。
バッテリーによる重量差
ZVW50とZVW51では、搭載されている駆動用バッテリーの種類によって車両重量にわずかな差が生じます。
国土交通省の型式指定自動車一覧のデータでも、バッテリーの種類や装備内容によって重量区分が細分化されていることが確認できます。
リチウムイオン電池を採用するZVW51の方が、ニッケル水素のZVW50よりも約10kgから20kgほど軽量に仕上がっています。
バッテリーによる重量差はわずかですが走りの軽快さや燃費に影響を与えるポイントです。
中古車を選ぶ際は、単なる型式の数字だけでなく、実際の車検証に記載された重量を確認することをおすすめします。
税金などの維持費の差
型式がZVW50であっても51であっても、排気量は同じ1.8Lのため、毎年支払う自動車税に違いはありません。
ただし、車両重量によって車検時の重量税が変動する可能性があるため、注意が必要です。
多くのグレードで重量税の区分は同じですが、オプション装備の有無によって重量が境界線を超える場合があります。
基本的な維持費は型式によらずほぼ同等ですが燃費によるガソリン代の差は考慮すべきでしょう。
リチウムイオン搭載モデルの方がカタログ燃費は良いため、走行距離が長い人ほどトータルのコストメリットが出やすくなります。



型式の数字だけじゃなくて、中身のバッテリーが何かっていうのが一番の違いなんだよね!
前期・後期で大きく変わるデザインと装備の違い


ここからは、マイナーチェンジによって大きく進化した前期型と後期型の変更点を詳しく見ていきましょう。
外装デザインの変更
50系プリウスは、マイナーチェンジを境にフロントマスクやリアコンビネーションランプのデザインが一新されました。
前期型は鋭い「くの字」型のヘッドライトが特徴的でしたが、後期型では水平基調の落ち着いたデザインに変更されています。
この変更により、個性的だったルックスから、より幅広い層に受け入れられやすい洗練されたスタイルへと進化しました。
外装デザインの好みは前期と後期でハッキリ分かれる最大のポイントです。
詳しい見分け方については前期と後期の違いを解説した記事で確認してみてください。
内装加飾とナビ機能
内装面では、センターコンソール周りのパネル色やシート表皮の質感が向上しています。
前期型で不評だったホワイトパネルの加飾が、後期型ではブラックを基調とした落ち着いた色味に変更されました。
また、ナビゲーションシステムも進化し、11.6インチの大型ディスプレイを搭載したモデルも選べるようになっています。
インテリアの質感や使い勝手を重視するなら後期型の内装がおすすめです。
室内空間の広さは変わりませんが、視覚的な高級感はマイナーチェンジ後に大きく底上げされています。
Toyota Safety Sense
安全装備についても、マイナーチェンジによって「Toyota Safety Sense」の機能が大幅に強化されました。
後期型では、昼間の歩行者検知機能が追加されるなど、衝突回避支援パッケージとしての性能が向上しています。
また、駐車場での踏み間違いを防止する「インテリジェントクリアランスソナー」の設定も拡大されました。
安全性能の高さを最優先にするなら最新のセンサーを備えた後期型を選ぶのが安心です。
家族で運転する機会が多い場合や、初めてのハイブリッド車であれば、この安全装備の差は大きな判断基準になります。
前後パーツの互換性
カスタムを楽しみたいユーザーにとって気になるのが、前期・後期でのパーツの互換性です。
ヘッドライトやバンパーなどの外装パーツは形状が大きく異なるため、基本的にはポン付けでの流用はできません。
しかし、足回りやマフラーなどのメカニズムに関わる部分は、型式が同じであれば共通して使えるパーツも多いです。
社外パーツを選ぶ際は自分の車両が前期か後期かを必ず確認する必要があります。
モデリスタやTRDなどの純正エアロパーツも、それぞれ専用設計となっているため購入時には注意しましょう。



見た目が全然違うから、どっちの顔が好みかで選んじゃうのも全然アリだと思うよ!
プリウス50系を今中古で購入するメリット


新型である60系が登場した今だからこそ、50系プリウスを中古で選ぶ魅力について深掘りします。
60系発売後の相場下落
現行の60系プリウスが市場に浸透してきたことで、先代となる50系の相場は非常に落ち着いてきました。
中古車フリマサイトの調査レポートなどでも、50系の価格下落が進み、買い得感が増しているという傾向が報告されています。
高年式の後期型であっても、新車時に比べれば大幅にリーズナブルな価格で手に入れることが可能です。
新型の登場により50系の中古車価格がこなれてきた今こそ絶好の買い時といえます。
予算200万円前後でも、程度の良い個体を見つけやすいのが現在の市場状況です。
燃費性能の完成度
50系プリウスは、ハイブリッドシステム「THS II」の完成形とも言える高い燃費性能を誇ります。
実燃費でもリッター20kmから30kmを狙える性能があり、最新モデルと比較しても決して見劣りしません。
実際のオーナーデータでも、高速道路や郊外の走行で驚異的な低燃費を記録している例が多数あります。
燃料代を抑えたいという実用重視のユーザーにとって50系の燃費は十分すぎる性能です。
具体的な50後期の燃費データについても、ぜひ参考にしてみてください。
モデリスタ等のカスタム
50系プリウスは販売台数が非常に多かったため、カスタムパーツのラインナップが豊富です。
モデリスタやTRDといったメーカー直系のエアロパーツを装着した中古車も多く流通しています。
自分好みのスタイルに仕上げるためのベース車両として、50系はこれ以上ない素材といえるでしょう。
豊富なアフターパーツを活用して自分だけの一台を作り上げることが可能です。
中古で購入して浮いた予算を、エアロやホイールのカスタムに回すという楽しみ方も選べます。
納期の問題がない
新型車の場合、半導体不足などの影響で数ヶ月から1年以上の納期がかかるケースが珍しくありません。
しかし中古車であれば、契約から数週間程度で納車され、すぐにカーライフを始めることができます。
今すぐ車が必要な方や、次の車検までに乗り換えたい方にとって、即納できるメリットは大きいです。
待機期間なしですぐに乗れる機動力の高さは中古車ならではの強みと言えるでしょう。
人気車種の50系なら在庫数も多いため、希望のカラーやグレードをすぐに見つけることができます。
50系特有の維持費の安さ
50系プリウスは部品の流通量が非常に多いため、万が一の故障や消耗品交換の際も安く済むことが多いです。
タイヤサイズも一般的なため交換費用が抑えられ、リサイクルパーツも豊富に出回っています。
トヨタの公式アーカイブ資料でも、耐久性を考慮した設計が強調されており、長く乗り続けるのに適しています。
購入後のメンテナンスコストを最小限に抑えられるのが50系の隠れた魅力です。
家計に優しく、安心して乗り続けられるパートナーとして、中古の50系は非常に優秀な一台となります。



安くて燃費も良いし、カスタムパーツも選び放題だから、賢い買い物になるはずだよ!
プリウス50系を検討する際の注意点


満足度の高い買い物にするために、中古車選びで必ずチェックしておきたい注意点をまとめました。
前期型のデザインの好み
50系プリウスの前期型は、かなり個性的なフロントマスクとテールランプのデザインを採用しています。
このデザインについては、現在でも好みが大きく分かれるポイントとして有名です。
購入後に「やっぱり後期の方が良かった」と後悔しないよう、実車を見て慎重に判断することが大切です。
前期型のルックスに違和感がある場合は予算を上げてでも後期型を選ぶべきでしょう。
デザインの好みを妥協してしまうと、愛車への愛着が薄れる原因になってしまいます。
バッテリーの劣化状態
ハイブリッド車である以上、駆動用バッテリーのコンディション確認は避けて通れません。
走行距離が極端に多い個体や、長期間放置されていた車両は、バッテリーが劣化している可能性があります。
トヨタのディーラー等でハイブリッド診断を受け、バッテリーの健康状態を確認してもらうのが最も確実です。
バッテリーの寿命や交換費用をあらかじめ想定して購入を検討することが重要です。
メーター表示の警告灯についても、警告灯の意味を事前に知っておくと異常に早く気付けます。
最新型に劣る安全機能
50系プリウスの安全装備は当時としては優秀でしたが、最新の60系に比べると機能が限定的です。
自動ブレーキの精度や、高度な運転支援システムなどは、世代が新しいモデルの方が明らかに勝っています。
特に前期型の場合は、夜間の歩行者検知などに対応していないケースがあるため注意が必要です。
最新の安全技術を求めるなら50系ではなく新型の検討も視野に入れるべきでしょう。
自分の運転環境において、どこまでの安全支援が必要かをしっかり整理しておくことが失敗を防ぐコツです。



バッテリーの状態だけはしっかりチェックして、納得のいく一台を選んでね!
プリウス5051違いに関するQ&A
まとめ:納得のプリウス50系を選んで購入しよう
- 50系はニッケル水素、51系はリチウムイオン電池を搭載しており、グレードにより走行性能が異なります。
- 前期と後期では外観が大きく変わるため、好みのデザインと安全装備の充実度を比較して選ぶことが重要です。
- 新型登場により中古相場が落ち着いている50系は、豊富なパーツを活かしたカスタムのベース車にも最適です。
- 駆動方式やバッテリー寿命などの車両状態を細かく確認することが、中古のプリウス選びで失敗しないコツです。
ここまで、プリウス50系における型式の違いを解説してきました。
予算を抑えて信頼性を優先するならZVW50、走りの軽快さと燃費を欲張るならZVW51が鉄板の選び方。
雪道を走る機会があるなら、迷わずE-FourのZVW55一択です。
バッテリーの種類が走りのフィーリングや維持費に直結するため、ここを最初に見るのが失敗しないコツ。
実はグレード選びと同じくらい、型式のチェックは重要です。
まずは、自分が何を一番大切にしたいのかを整理しましょう。
私だったら、燃費と装備のバランスが良いZVW51をまず探します。
納得の1台を手に入れるために、中古車サイトで型式を直接入力して、実際の在庫を今すぐ確認してみてください。








