「タントのスマートキーが反応しない…」
「ドアが開かない」「エンジンがかからない」
そんなときにまず疑うべきなのが、スマートキー内部のボタン電池切れです。
特にダイハツ タント(型式:LA650S)のスマートキーは、一定期間を過ぎると電池が徐々に弱り、反応が鈍くなったり、メーター内に**「KEY」ランプ**が点滅してお知らせしてくれます。
💬 「エンジンはかかるけど、ドアロックが反応しない」
💬 「ランプが点滅してるけど、まだ大丈夫?」
と感じたら、まさに電池交換のタイミングです。
実はこの電池交換、ディーラーに頼まなくても自分で3分あればできるほど簡単。
ただし、
「どんな電池を使うのか」「向きはどっち?」「費用はいくら違うのか」
といった細かいポイントを押さえておかないと、誤装着やトラブルの原因になります。
この記事では、
- 🔋 スマートキー電池交換のタイミング
- 🧰 必要な工具・電池型番(CR2032)
- 🔧 自分で交換する手順
- 💰 ディーラーに依頼した場合との費用比較
を写真付きでわかりやすく解説します。
🏁 タント LA650Sのスマートキー電池交換は自分でできる?
💡 交換サインの見分け方
タントのスマートキーは、電池残量が減ると下記のようなサインが現れます👇
| 症状 | 意味 |
|---|---|
| ドアロック/アンロックの反応が遅い | 電池の電圧が低下している |
| メーター内に「KEY」ランプが点滅 | 電池交換のサイン |
| エンジン始動時に「ピピッ」と警告音 | 残量がかなり少ない状態 |
| 反応しない/ドアが開かない | 電池切れで通信不可 |
💬 POINT:
キーランプが点滅した時点で早めに交換しましょう。
完全に切れると、スマートキーをボタンに近づけても反応しなくなります。
🔋 使用する電池型番と必要な道具
| 必要なもの | 内容 |
|---|---|
| ボタン電池 | CR2032(3Vリチウム電池) |
| 道具 | 小型マイナスドライバー or 10円玉 |
| 作業時間 | 約3分〜5分 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(初心者でも簡単) |
💡 電池型番「CR2032」 はダイハツ車(タント・ムーヴ・ミライースなど)共通。
パナソニック製やマクセル製が信頼性が高くおすすめです。
💰 費用の目安
| 方法 | 費用 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 自分で交換(DIY) | 約100〜400円(電池代のみ) | 約3分 |
| ディーラーで交換 | 約500〜1,100円(工賃込み) | 約10分 |
DIYすれば半額以下で済みますが、ディーラーに依頼すれば確実・安心に交換してもらえます。
🎯 結論:
初回はディーラーで確認してもらい、次回以降は自分で交換がベストです。
🔋 スマートキー電池を自分で交換する方法【写真付き手順】
ダイハツ タント(LA650S)のスマートキーは、見た目はシンプルですが構造は非常に分かりやすく、3分もあれば交換が完了します。
ここでは、5ステップで交換する手順を解説します👇
🔧 ① メカニカルキー(差し込みキー)を取り出す
1️⃣ スマートキーの裏面にある「小さなロックボタン」を押します。


2️⃣ 同時に金属製の**メカニカルキー(物理キー)**を引き抜きます。
💡 このキーは非常時に使うものなので、電池交換時には必ず抜いておきましょう。
無理に引っ張るとツメを折る原因になるため、ロックボタンを押しながら水平にスライドがコツです。
💡 ② カバーを外す(ドライバー or コインを使用)
1️⃣ メカニカルキーを抜いた差し込み口の部分に、小さな溝があります。
2️⃣ メカニカルキーを差し込み、軽くひねってカバーを開けます。


💬 カバーを外すと、中に丸いボタン電池(銀色)が見えます。


🔋 ③ 古い電池を外す(+向きに注意)
1️⃣ 指先またはピンセットで、古い電池をゆっくり持ち上げて取り外します。
2️⃣ 電池の向きを必ず確認しておきましょう。
💡 ダイハツのスマートキーでは、「+面が上向き」 になります。
電池を逆に入れると、電源が入らずキーが反応しません。
🪫 ④ 新しい電池(CR2032)を入れて閉める
1️⃣ 新しいCR2032電池をセット(+面を上に)します。
2️⃣ 電池がしっかり固定されていることを確認。
3️⃣ カバーを元通りにパチッと閉めます。
4️⃣ 最後にメカニカルキーを差し戻します。
🧾 ⑤ 動作確認(ロック・エンジン始動チェック)
電池交換後は、必ず次の項目を確認しましょう👇
✅ ドアロック/アンロックがスムーズに動く
✅ エンジンスタートボタンを押して反応する
✅ 「KEY」警告灯が点滅していない
すべて正常なら、交換は完了です🎉
💡 ワンポイントアドバイス
- 電池交換の際に、リモコンボタンを強く押さないようにする
- 電池を触るときは乾いた手で(湿気や油分に注意)
⚠️ 「交換したのに反応しない…」場合は、
電池の向き(+/−)や装着ミスを確認してください。
💬 まとめ:
ダイハツ タント(LA650S)のスマートキー電池交換は、慣れれば3分以内・費用100円から350円台で完了します。
💰 ディーラーに依頼した場合の費用・メリット・デメリット
スマートキーの電池交換は「自分で簡単にできる」とはいえ、不安な方や手間を省きたい方にとってはディーラーでの交換も安心な選択肢です。
ここでは、ディーラーに依頼した場合の費用・時間・サービス内容を比較していきます。
💴 ディーラーで交換した場合の料金相場
全国のダイハツディーラー・整備工場の平均価格は以下の通り👇
| 内容 | 費用の目安 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 電池代(CR2032) | 約200〜300円 | – |
| 交換工賃 | 約300〜700円 | 約5〜10分 |
| 合計費用 | 約500〜1,000円前後(税込) | 約10分以内 |
💡 ポイント:
- 電池代+作業代の“ワンコイン価格”で済む店舗が多い。
- 予約不要でその場で交換してもらえる。
- 点検や洗車のついでに依頼する人が多い。
🧰 ディーラーで交換するメリット
✅ 1. 確実で安心
整備士が正しい手順で交換してくれるため、ツメ破損や電池の向き間違いなどのトラブルがありません。
また、交換後に「電波異常がないか」までチェックしてくれることもあります。
✅ 2. 同時に車全体の点検もできる
「バッテリー残量チェック」「空気圧点検」などをついでに見てくれる場合もあります。
💬 「点検ついでにお願いしたら、キーも新品みたいにしてくれた」
という口コミも多数。
✅ 3. 万が一のトラブルにも即対応
自分で交換してキーが効かなくなった場合、ディーラーならすぐに診断・修理してもらえます。
⚠️ ディーラー交換のデメリット
| デメリット | 内容 |
|---|---|
| 費用が少し高い | 自分で交換するより+300〜500円高い |
| 営業時間に行く必要あり | 平日しか開いていない店舗も |
| 作業内容はシンプル | 電池を入れ替えるだけなので、慣れれば自分でもできる |
🎯 結論:
「確実性・安心」を重視するならディーラー。
「コスパ・手軽さ」を重視するならDIY。
💬 費用比較まとめ(DIY vs ディーラー)
| 比較項目 | 自分で交換(DIY) | ディーラー依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | 約100〜400円 | 約500〜1,000円 |
| 所要時間 | 約3分 | 約10分 |
| 安心感 | △(自己責任) | ◎(プロが対応) |
| 手軽さ | ◎(いつでもできる) | ○(来店必要) |
| 向いている人 | 節約したい・自分で作業できる人 | 初めて・不安がある人 |
💡 おすすめの使い分け
- 初回 → ディーラーで交換してもらい、手順を確認。
- 2回目以降 → 自分で交換して節約!
🪫 どちらがお得?(結論)
👉 結論から言えば、
費用面ではDIYが断然お得です。
ただし、初めて交換する場合や不安がある方は、ディーラーで一度正しい手順を見ておくと安心です。
🎯 おすすめスタイル:
- 1回目 → ディーラーで体験(500〜1,000円)
- 2回目以降 → 自分でCR2032を購入して交換(約200円)
⚠️ 電池交換時の注意点とよくあるトラブル
💡 ① 電池の向きを間違えるミスが多い
スマートキー電池交換で最も多いミスが、「+と−の向きの逆入れ」です。
💬 「新しい電池に替えたのに反応しない」
→ 実は電池を逆に入れていた、というケースが非常に多いです。
ダイハツ タント(LA650S)のスマートキーは、+面(刻印がある面)が上向きになります👇
| 正しい向き | 間違った向き |
|---|---|
| +面を上にして入れる | −面を上にして入れる |
電池を入れる前に、必ず古い電池の向きをチェックしておきましょう。
🧷 ② カバーを無理にこじ開けない
キーケースはメカニカルキーで開けると簡単です。
マイナスドライバーを強く押し込みすぎると傷がついてしまうかもしれません。
開けるときは👇
- メカニカルキーの先端を差し込む
- 「バキッ」と音がしたらすぐ止める
- 無理な力を加えず、左右に軽くひねる
💡 布を敷いた上で作業すると、キーケースが滑らずキズ防止にもなります。
🪫 ③ 電池交換しても反応しないときの対処法
交換後に「ロックが効かない」「エンジンがかからない」といった場合は、
次の手順で確認しましょう👇
1️⃣ 電池の向きを再確認(+が上か?)
2️⃣ 電池の接点(銀色の金具)がしっかり接触しているか確認
3️⃣ 電池が古い・不良品の可能性 → 新品に入れ替えてみる
4️⃣ キーをエンジンボタンに近づけて始動を試す
それでも反応しない場合は、
「キー本体の故障」または「車側の受信部異常」の可能性があります。
💡 その場合は無理せず、ディーラーで診断を受けましょう。
🧯 ④ 静電気・ショートに注意
乾燥した季節(特に冬場)は、静電気による誤作動やショートのリスクがあります。
- 電池を触る前に、金属に一度触れて放電
- 濡れた手・湿気のある環境では作業しない
- ドライバーの金属先端で電池両極を同時に触れない
💡 静電気対策をするだけで、キー基板の破損リスクが大幅に減ります。
🪫 ⑤ ブレーキが硬くなってエンジンがかからない時の原因
電池が完全に切れた状態だと、
**スマートキーの電波が届かず「プッシュスタートが反応しない」**ことがあります。
このときに焦って何度もブレーキを踏むと、ブレーキが硬く感じることがありますが、これは異常ではありません。
✅ 対処法:
① スマートキーをエンジンスタートボタンに近づけて押す
② 反応すれば電池切れが原因。交換すればOK。
③ それでも無反応なら、補助キーでドアを開け、ディーラーに連絡。
🧩 ⑥ 電池交換の頻度と長持ちさせるコツ
| 状況 | 交換目安 |
|---|---|
| 通常使用(週3〜5回乗車) | 約1.5〜2年ごと |
| 頻繁に乗る(毎日使用) | 約1年〜1.5年ごと |
| 使用頻度が少ない(週1) | 約2年程度 |
🔋 長持ちさせるポイント
- 鍵を車内に置きっぱなしにしない(常時通信で消耗)
- 高温多湿を避けて保管
- 不要時はスペアキーを別に保管
💬 「キーを車の中に置きっぱなし」だけで、
電池寿命が半年以上短くなることもあります。
🎯 まとめ:
- +向きに注意
- カバー破損を防ぐ
- 静電気とショートに気をつける
- 交換頻度は1〜2年が目安










