「ピクシススペースのドアが反応しない…」「プッシュスタートが効かない…」
そんなときは、キー電池の消耗が原因かもしれません。
でも安心してください。ピクシススペースのスマートキー電池は、
ディーラーに行かなくても自分でたった5分で交換可能です。
この記事では、
- 電池切れのサイン
- 使用する電池の型番
- 交換の具体的な手順
を初心者にもわかりやすく解説します。
初めてでも迷わず交換できる内容なので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
🔋 ピクシス スペースのキー電池が切れたサインとは?
ピクシススペースのスマートキーはとても便利ですが、
電池が切れるとドアのロックが開かなかったり、
エンジンがかからなかったりと、突然使えなくなるトラブルが発生します。
実際に「キー電池切れ」が近いときには、次のようなサインが現れます。
🚪 1. ドアロックやアンロックが反応しない
一番わかりやすい症状が、リモコンボタンを押してもドアが開かない・閉まらないというもの。
近くでボタンを押しても反応しなかったり、反応までに時間がかかる場合は、
キーの電池が弱っているサインです。
この状態を放置すると、完全に電池が切れて反応しなくなり、
「ドアが開かない」「エンジンがかからない」などのトラブルにつながります。
🔘 2. プッシュスタートが反応しにくくなる
スマートキータイプのピクシススペースでは、電池が弱くなると
エンジンのプッシュスタートボタンが反応しないことがあります。
この場合は、キーをスタートボタンに直接近づけて押すことで一時的に起動できることもありますが、
これは「もうすぐ電池が切れます」という最終サイン。
この段階で、すぐに電池交換を行うのがベストです。
⚠️ 3. メーターに「キー電池残量低下」の表示が出る
一部のグレードでは、メーター内に
🔋「KEY BATTERY LOW」または「キー電池交換」
といった警告表示が出る場合があります。
この表示が出た段階で電池の残量はほとんどありません。
出先で動かなくなる前に、早めの交換をおすすめします。
🔋 ピクシススペースのキーに使われている電池の種類
ピクシススペースのキー電池は、コンビニや100円ショップ、家電量販店などでも簡単に手に入る「ボタン電池」です。
ただし、年式やキーの形状によって使われている電池の型番が異なるため、
交換前に必ず確認しておきましょう。
🟢 使用電池は「CR1632」または「CR2032」
ピクシススペースで使用される電池は主に次の2種類です👇
スマートキーのタイプ | 使用電池の型番 |
---|---|
四角いスリム型スマートキー(2ボタン) | CR1632 |
丸みのあるタイプ・一部リモコンキー | CR2032 |
どちらも**リチウムボタン電池(3V)**で、
コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)やホームセンター、ダイソーなどでも購入可能です。
Amazonや楽天で「CR1632 ピクシス」や「CR2032 スマートキー」と検索すれば、
2個〜5個入りのまとめ買いもできます。




🟢 電池の型番はキー裏面または内部で確認できる
どちらの電池を使うか分からない場合は、
キーの裏面に小さく刻印されている「CR◯◯◯◯」をチェックしてください。
もし刻印が見づらい場合は、カバーを開けて中の電池を確認する方法もOKです。
電池の表面に「CR1632」や「CR2032」と記載されているので、
それを見て同じ型番のものを購入しましょう。
🟢 電池交換時の注意点
- プラス面(+)が上向きになるように入れる
- 電池を指で強く押し込みすぎない
- 交換中は金属部分に触れすぎない(静電気で破損の恐れあり)
また、電池交換の際は静電気防止のため金属テーブルなどを避けると安心です。
乾いた布やプラスチックのトレーの上で作業しましょう。
💡ワンポイントアドバイス
電池は1個200円前後と安価なので、
「キーが反応しにくいな」と感じた段階で早めに交換するのがおすすめです。
予備の電池をグローブボックスなどに1つ入れておくと、
出先でのトラブル時にも安心ですよ。
🧰 ピクシススペースのキー電池交換手順【スマートキー編】
ピクシススペースのスマートキー電池交換は、
工具もほとんど必要なく、わずか5分ほどで完了します。
ここでは、実際の手順を5ステップで解説します。
難しい工程は一切ないので、初めての方でも安心して行えます。
🪛 ① メカニカルキー(物理キー)を取り出す
スマートキーの裏側にある「小さなレバー」をスライドさせながら、
金属製のメカニカルキーを引き抜きます。


このキーは、スマートキーの電池が完全に切れたときでも、ドアを開けるために使える非常用キーです。




👉 抜いたキーは失くさないように、テーブルの上など安全な場所に置いておきましょう。
🔓 ② カバー(裏蓋)を外す
メカニカルキーを抜いて、もう一度、「小さなレバー」をスライドさせながら、ふたをスライドさせます






使用電池は「CR1632」になります。
🔋 ③ 古い電池を取り外す
カバーを外すと、ネジでカバ―を押さえられていますので、ネジを外します。
この時、精密機械用のドライバーが必要となります。




精密ドライバーは高いのではなくてもOKです。
下の物でも十分使い勝手が良かったです。








ピンセットや小さなドライバーを使い、
端のツメを軽く押しながら電池を持ち上げると簡単に外せます。
⚠️注意:
・無理にこじると電池ホルダーが曲がることがあるので、力を入れすぎない。
・金属部分を傷つけないように注意。
➕ ④ 新しい電池をセットする
新しいボタン電池(CR1632)を用意し、
「+(プラス)」の刻印が上向きになるようにセットします。


電池を押し込むときは、ツメの下にカチッと入る感触があればOKです。
しっかり固定されていれば、接触不良も起きにくくなります。
🔧 ⑤ カバーを戻して動作確認する
外したカバーを元に戻し、軽く押し込んで固定します。
メカニカルキーも元の位置に差し込みましょう。
その後、以下のチェックを行ってください。
✅ 「ドアのロック/アンロック」が反応するか
✅ 「エンジンのプッシュスタート」が点灯するか
どちらも正常に作動すれば、交換は完了です!✨
💡補足:キー電池交換にかかる費用と時間
方法 | 費用 | 所要時間 |
---|---|---|
自分で交換 | 約200円(電池代のみ) | 約5分 |
ディーラーやカー用品店に依頼 | 約1,000〜1,500円 | 約10〜15分 |
ディーラーでお願いするのも安心ですが、
自分で交換すれば費用を大幅に節約できます。
この手順どおりに行えば、
初心者でも安全にピクシススペースのキー電池を交換できます。
次は、万が一「交換しても反応しない」場合のために、
交換後に反応しないときのチェックポイント
を解説します。
⚠️ 交換後に反応しないときのチェックポイント
「手順どおりに交換したのに、スマートキーが反応しない…」
そんな場合でも、慌てなくて大丈夫です。
多くのケースはちょっとしたミスや接触不良が原因。
ここでは、よくある原因と対処法を3つ紹介します。
🔄 ① 電池の向きが逆になっていないか確認
最も多いミスが、電池の向きの逆差しです。
電池には「+(プラス)」と「−(マイナス)」の面があり、
ピクシススペースのキーでは、+の刻印が上向きになるように入れます。
向きが逆だと電流が流れず、反応しません。
一度カバーを開け、極性を確認して正しくセットし直しましょう。
⚡ ② 電池の接触が悪くなっていないか
金属のツメ部分が少し浮いていると、
電池がしっかり固定されず接触不良を起こすことがあります。
その場合は、ツメを軽く内側に押して調整し、
電池が「カチッ」とはまるように再セットしてください。
💡ポイント:
・力を入れすぎるとツメが折れることがあるので注意。
・綿棒などで接点部分を軽く拭くとより確実です。
📡 ③ スマートキー本体の電波送信が弱っている可能性
まれに、電池ではなくキー本体が故障しているケースもあります。
落下や水没の影響で、内部のICチップが損傷している可能性も。
この場合は、以下の方法で確認してみてください👇
- スペアキーで操作してみる → 反応すれば本体故障の可能性大
- 車に近づけて操作 → 近距離で反応すれば電波出力が弱まっている可能性
それでも反応しない場合は、
ディーラーやカー用品店に持ち込み、キー診断を依頼しましょう。
🔋 それでも動かないときの応急対策
もし出先でキーが反応しない場合は、
次の方法でエンジンをかけることができます。
- スマートキーのトヨタマーク側をプッシュスタートボタンに近づける
- スタートボタンを押す
キー内部の非常用ICチップが作動し、
電池が切れていても一時的にエンジンを始動できます。
この方法で動いたら、帰宅後すぐに新しい電池に交換しましょう。
これらのチェックを行えば、
多くの「反応しない」トラブルはその場で解決できます。
✅ まとめ|ピクシススペースのキー電池交換は自分で簡単にできる!
ピクシススペースのスマートキーが反応しなくなったとき、
「壊れたかも…」と焦る方が多いですが、
実際は電池切れが原因というケースがほとんどです。
そして安心してください。
ディーラーに持ち込まなくても、自分でたった5分で交換可能です。
💡 この記事のまとめ
- 電池切れのサインは「反応しない」「プッシュスタートが効かない」「警告表示が出る」
- 使用電池は CR1632 または CR2032(+面を上向き)
- 交換手順は
① メカニカルキーを取り出す
② カバーを開ける
③ 古い電池を外す
④ 新しい電池を入れる
⑤ 動作確認して完了! - 費用は約200円、時間は5分以内でOK
- 電池交換後に反応しない場合は、向きや接触不良を確認
🔋 ワンポイントアドバイス
- 予備の電池と精密ドライバーをグローブボックスに常備しておくと安心
- 静電気防止のため、金属の上では作業しない
- 電池交換後はスマートキーを落としたり濡らしたりしないよう注意
🚗 最後に
ピクシススペースのキー電池交換は、
「初めての人でも簡単に・安全にできる」メンテナンス作業です。
もし「最近キーの反応が悪いな」と感じたら、
早めに電池を交換しておくことで、出先でのトラブルも防げます。
小さなメンテナンスですが、
車との毎日を安心して過ごすための大切なポイントです。
ちなみに私が交換しようと思ったのは、スマートキーのボタンを押しても施錠・解除の反応が悪くなったので!
このタイプのスマートキーは電池消耗が早いような気がします。