お客様からエンジンがかからないと電話がかかった。
電話の内容は、先ほどまでエンジンがかかっていたのに、買い物に行った先の駐車場でエンジンがかからなくなったとの事でした。
車は、レクサスのIS250バージョンS
実は、半年前も同じようにエンジンがかからないと電話があったんですよね。
今回は、エンジンがかからない上にブレーキペダルが重くなっていて、ブレーキペダルが踏めないとの事
エンジンがかからないと電話がかかった
電話がかかってきたのは、休日の10時!
救助に行けない事もないけど、年配の方なのでもう少し状況を聞いてみる事に
ブレーキペダルが硬くなってエンジンがかからないと言う状況のようでした。
前回も、お墓参りに行った先でエンジンがかからなくなったと電話がかかったことがあったんですよね。
その時は、時間を置いたらかかると言う何とも意味が分からない解決でした。
今回はちょっと簡単に直る気がしなかったので、知り合いに聞いてみる事に
ブレーキペダルが硬くなって、エンジンがかからないと
ブレーキペダルが硬くなって、エンジンがかからないという症状はなんとなくわかります。
ただ、そこからの復旧はどうしていたかなと
解決方法なのですが、ただ単に、固くなったブレーキペダルを思いっきり踏みながら、プッシュスタートを押す!
これだけです。
で、今回は電話だけで解決しました。
良かった~
前回はしばらくしたらかかったとの事だったので、ブレーキペダルの踏み方がよかったんでしょうね。
前々回、呼ばれた時は、室内灯を付けていてバッテリー上がりだったんですよね。
この時は、ジャンプスターターをもって行って救助しました。


🚗 【原因と対処法】ブレーキペダルが硬くなってエンジンがかからないときの対処
💡 症状の概要
- ブレーキペダルがいつもより「カチカチ」に硬い
- スタートボタンを押しても**“カチッ”音はするけどエンジンが始動しない**
- メーターは点灯する(電源は入る)
- バッテリー上がりではない
この状態は、「ブレーキブースター内の負圧が抜けた状態」で起きるものです。
🧠 原因①:エンジン停止後、時間が経つとブレーキブースターの負圧が抜ける
ムーヴのブレーキペダルが硬くなる一番の理由はこれです👇
🔧 エンジン停止中にブレーキを何度か踏むと、ブースター内の真空が抜けるため。
ブレーキブースター(真空倍力装置)は、
エンジンの吸気圧を利用してペダルを軽く踏めるようにしています。
しかしエンジン停止後、
ブレーキを何度か踏むと「負圧(真空)」が失われ、ペダルがカチカチに固くなります。
💬 ポイント:
電動ブレーキポンプを備えた車種では「シュッ」という音がしなくなり、
ペダルが動かなくなっても正常です。
🔋 原因②:ブレーキペダルがしっかり踏み込めていない(センサーが反応していない)
スマートキー車(プッシュスタート)は、
ブレーキを踏み込んでいることをセンサーが検知しないとエンジンを始動しません。
ペダルが硬くなって奥まで踏み込めないと、
センサーが「ブレーキ未踏」と判断 → スタートボタンを押しても反応しない状態になります。
✅ 対処法①:ペダルをグッと「一度強く踏み込む」
1️⃣ 一度ペダルに体重をかけて、しっかり奥まで踏み込む
(最初は硬くても「スッ」と沈む瞬間が来ます)
2️⃣ そのまま踏み込んだ状態で、スタートボタンを押す
これでブレーキスイッチがONになり、エンジンがかかるケースがほとんどです。
💡 コツ:
・ヒールではなく足の裏全体で押し込む
・軽く踏むだけではセンサーが反応しないこともあります
✅ 対処法②:スマートキーの電池残量を確認
もし「ブレーキを踏んでもスタートボタンが無反応」の場合、
スマートキーの電池切れで通信できていない可能性があります。
→ この場合は、キーを「スタートボタンに近づけて押す」ことで始動できます。
1️⃣ ブレーキを踏む
2️⃣ スマートキーを「エンジンスタートボタン」に近づける
3️⃣ そのままスタートボタンを押す
これで内部ICチップが反応し、エンジンが始動します。
⚙️ 対処法③:シフトが「P(パーキング)」に入っているか確認
意外と多いのがこのパターン。
ブレーキを踏んでもシフトレバーが「P」に入っていないと、
車は安全のため始動をロックします。
🔹 メーターに「P」ランプが点いているか確認
🔹 一度「R→N→P」と動かして確実に固定する
これでエンジン始動が有効になります。
⚠️ 対処法④:バッテリー電圧が低下している場合も注意
ライトやメーターがついても、
**電圧不足(11V以下)**だとブレーキセンサーやスターターが作動しない場合があります。
💡 ブレーキが硬い+スタートボタン無反応+クリック音のみ
→ バッテリー劣化が濃厚。ジャンプスターターや交換を検討。
まとめ|焦らず確認すればOK!
| 症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| ブレーキがカチカチで動かない | ブースターの真空抜け | 強く1回踏み込む |
| スタートボタン反応なし | ブレーキセンサー未検知 | ペダルを奥まで押す |
| 「KEY」ランプ点滅 | スマートキー電池切れ | ボタンにキーを近づける |
| 「P」ランプなし | シフト位置がずれている | シフトをPに固定 |
| 全く反応しない | バッテリー電圧低下 | ジャンプスターター or 交換 |
💡 結論:
ブレーキが硬くても故障ではないことがほとんど。
落ち着いて順番にチェックすれば、ほぼ確実にエンジンは始動します。
今回は、エンジンがかからないとの事でした。








