今日は、A/Fセンサーとは何?という事で書いていきます。
A/Fセンサーが悪いですという話を聞くことがあるかと思います。
ただ、A/Fセンサーと呼ばず別名O2センサーという方もいますね。
すごく簡単に言うとA/Fセンサーとは空気の量を図っている機械と言えばいいのかな?
簡単に言いすぎましたね。
では、A/Fセンサーについて、詳しく書いていきます。
A/Fセンサーとは何?
A/Fセンサーとは何かというと排ガスの中の酸素の濃度を調べることができる部品になります。
排ガスが臭いとこのセンサーを疑ってしまいますね!
むかしから、よく言うのがO2センサーというのがあるのですが、O2センサーより高性能な部品がA/Fセンサーになります。
O2センサーは酸素が濃い、薄いというのを教えることしかできませんでした。
しかし、A/Fセンサーは排ガス中の酸素濃度の変化を広範囲でリニア検出できるものになっております。
ちなみにA/Fですが、読み方はエー・バイ・エフと読みます。
A/Fセンサーの部品代ですが、O2センサーより高性能ですから、部品代が高いです。
スズキのO2センサーは高いのですが、ダイハツはそこまで高くありません。
金額の比較は下のところに載せておきます。
私はスズキでA/Fセンサーを交換することが多いのですが、部品を頼むときはO2センサーと言っておりますね。
画像ではO2センサーとなっておりますが、A/Fセンサーで商品を検索する方はいないような気がします。
検索してもO2センサーが出てくるんですよね。
A/Fセンサーの電圧とは
A/Fセンサーの電圧について
酸素濃度が多くなると排ガス中に多くある酸素イオンが排ガス側から大気側に移動するので電流が増えることにより電圧が上がる。
逆に酸素濃度が少なるくなると酸素イオンが排ガス側に無理やり流れるので電圧が下がります。
正常な時は酸素がないので電流が流れず電圧は変わらないので異常を検知しません。
A/Fセンサーの異常は、電圧によって発見されていたんですね!
O2センサーは酸素が濃い、薄いというのを教えることしかできませんでした。
A/Fセンサーの原理
A/Fセンサーの原理について
A/Fセンサーに流れる電流値の変化により空燃比を測定しております。
次のA/Fセンサーの電圧で詳しく書いておりますが、排ガスの中野酸素イオンの増大でわかります。
O2センサーの場合ですと燃料が濃ゆい薄いしかわからないのに対してA/Fセンサーですと幅広くわかるという事になります。
基本、同じ役目をしているといっていいかと思います。
A/Fセンサーの不具合事例
アイドル不調の平成17年式アルファード(車両型式ANH10W、エンジン型式2AZ)。
ダイアグコードP0171(空燃比リーン異常)を記憶していたので、診断機のデーターモニターで空燃比の学習値、補正値を調べる。
それぞれ+30~40%と増量していた。
次にA/F センサを調べると、約5V とリーン状態だった。
(トヨタはA/F センサの電流値をわかりやすいように診断機で電圧表示に変換している)
このことから、A/F センサが薄いというリーン信号を出力しているので、増量しているということがわかった。
しかし、どうも排気ガスが臭い。排気ガステスターでCO・HC を測定するとCO は10%をオーバーしていた。
排気ガステスタからは濃いという結果だが、A/F センサは薄いという間違った信号を出力しているということになる。
A/F センサの不良なので交換。
こちらより引用
まとめ
今回はA/Fセンサーについて書いてみました。
このA/Fセンサーのが悪いとエンジンチェックランプがついた場合、車検に通りません。
ただ、車は普通に走ることが多いので、困ったものです。
排ガスは正常な車と比べるとかなり臭いですけどね~
私が初めてA/Fセンサー(O2センサー)を知ったのはスズキのワゴンRでした。
昔の話なのですが、ワゴンRのエンジンがかからない症状がでていましたね。
最近、A/Fセンサーが悪い時でも、エンジンがかからないという事はないようなきがしますね。
微妙にエンジンがかかるように調整されているのかな?
それとも、たまたまなのかもしれませんね。